アレにも間違いにも負けぬ丈夫な心を持ち
ついさっきの話。
私の家はオートロックなので、エレベーターホールに入る為には
専用の鍵を使うか、呼び鈴を押して中から扉を開けてもらうしかない。
昨日食べ過ぎたのもあって、体重計におそるおそる乗り
数字を見て誤差ってレベルじゃねーぞ!と青ざめていた時に
タイミングよく呼び鈴が。ギクっとして軽く宙に浮いた。
「はい。」とぶっきら棒に受話器を取ると
そこからは聞こえるかどうかの声で
「トイレしたいです…トイレしたいです…トイレしたいです…。」
こいつぅ、気持ち悪い奴め☆と思いつつ冷静に
「そこ、監視カメラついてますよ。」
すると、おばちゃんの声で
「ごごごごめんなさい、間違えた。娘かと思って…。」
思わず噴出す私。
おばあちゃん顔真っ赤、涙目。(予想)
こういうかわいいおばあちゃんに、私はなりたい。